Digitech CROSSROADS 試奏レポートです!
Eric Clapton のシグネイチャー・エフェクター
“CROSSROADS”!

パッと見るとオーバードライブのようですが
このエフェクターは普通のエフェクターではありません
と言うのもこれは“Digitech”最新プロダクション・モデリング技術により
“7つのクラプトン・シグネイチャー・トーン”をモデル化し搭載されています!

早速、DEREKもチェックをすることにしましょう!

何度も言いますが、誤解を恐れず、独断と偏見でもって
試奏をいたしますので
この内容についてはまったく責任は持ちませんのであしからずご了承くださいね!
アンプのセッティングですが
VoLはこの程度にしました。
実は半分ぐらいにあげると
結構いい感じのクランチサウンドが
出てくるのですが・・・
トーンのセッティングは
やはりやや中域を持ち上げて
見ました。
リバーブに関しては
モードにより
入れたり入れなかったり・・・
シールドはBeldenの“9395”を
使用しました。
このシールドは、
ボリューム感のある音で
クランチ系の音に向いている
と思います。
コントロールは
LEVEL,CNTRL1,CNTRL2,MODEL
の4つ!
MODELのつまみに
7つのサウンドが
入っています!
では、各モデルの詳細をご紹介します。
MODEL 1. "Sunshine of Your Love" Cream-Disraeli Gears(1967)
MODEL :1です。
CNTRL1:Distortion Gainを上げ目にします。
CNTRL2:Crybabyのペダルのトーンになり
      かなり絞り気味にしてください。

ギターのほうは当然ネック・ピックアップで
トーンを絞ります。
アンプで少しリバーブを加えましょう。
MODEL :1です。
CNTRL1:Distortion Gainを上げ目にします。
      が先ほどより少し下げます。
CNTRL2:Crybabyのペダルのトーンになり
      今度は上げ気味にしてください。

ギターのほうはセンター・ピックアップで
トーンを開けます。
アンプでリバーブをしっかり加えましょう。

すると、どうですか
Knebworth Superjamの時の
"Befor You Accuse Me"風になりました。
MODEL 2. "Crossroads" Cream-Wheels of Fire,Live at the Filmore(1968)
MODEL :2です。
CNTRL1:Distortion Gainを真ん中にします。
CNTRL2:トーンになり、今はストラトですので
      絞り気味にしてください。

ギターのほうはセンター・ピックアップで
いいでしょう。
アンプでリバーブを加えましょう。
MODEL :2です。
CNTRL1:Distortion Gainを先ほどより
      少し下げます。
CNTRL2:トーンは真ん中まで上げます。

ギターのほうはセンター・ピックアップです。
アンプでリバーブをしっかり加えましょう。

すると、どうですか
EC was Hereの時の
"Father on Up the Road"風になりました。
MODEL 3. "Badge" Cream-Goodbye(1969)
MODEL :3です。
CNTRL1:Overdrive Gainはかなり
      絞り気味にしてください。
CNTRL2:ロータリー・スピーカーの
      回転速度の調整になり、
      中央付近でいいでしょう。

ギターのほうはブリッジ・ピックアップで
いきましょう。
アンプでリバーブを加えましょう。
これで、ジョージの弾くアルペジオの
サウンドの出来上がり!
MODEL :3です。
CNTRL1:Overdrive Gainは“0”にします
      
CNTRL2:ロータリー・スピーカーの
      回転速度の調整になり、
      中央付近でいいでしょう。

ギターのほうはセンター・ピックアップです。
アンプでリバーブをしっかり加えましょう。

このセッティングは他にディストーションや
オーバードライブを使って、
ロータリー・スピーカーだけをOn-Offすると言うのは
使えると思いませんか?
MODEL 4. "Layla" Derek and the Dominoes
-Layla and Other Assorted Love Songs(1970)
MODEL :4です。
CNTRL1:Distortion Gainは少し
      絞り気味にしてください。
CNTRL2:トーンになり少し上げ気味
      です。

ギターはセンター+ブリッジ・ピックアップの
ハーフトーンでいきましょう。
アンプのリバーブはカットでも
かまいませんが・・・
このモデルはツィードチャンプの
シミュレートで真空管のコンプレッション
サウンドがいい雰囲気です!
MODEL :4です。
CNTRL1:Distortion Gainは少し
      上げ気味にしてください。
CNTRL2:トーンは逆に少し絞り気味です。

ギターのほうはセンター・ピックアップです。
アンプでリバーブをしっかり加えましょう。

このセッティングは1992年の
ボブ・ディランのデビュー30周年コンサートの
"Don't Think Twice, it's All Right"
のサウンドが出来上がり?
MODEL 5. "Lay Down Sally" Eric Clapton-Slowhand(1977)
MODEL :5です。
CNTRL1:Distortion Gainは中央付近
      にしてください。
CNTRL2:トーンも中央付近ですね。

ギターはセンター+ブリッジ・ピックアップの
ハーフトーンでいきましょう。
アンプでリバーブを少し加えましょう。
このモデルは軽めのディストーション
と独特のトーンがいい感じです。
MODEL :5です。
CNTRL1:Distortion Gainはかなり
      上げ気味にしてください。
CNTRL2:トーンは中央付近にしましょう。

ギターのほうはブリッジ・ピックアップです。
アンプでリバーブを加えましょう。

このセッティングは
ソロアルバムの時の
"AFter Midnight"
の雰囲気がしませんか?
MODEL 6. "Layla(Acoustiuc)" Eric Clapton-Unplugged[LIVE](1992)
MODEL :6です。
CNTRL1:Body Amountになり共鳴胴
      周波数をコントロールします。
      少し絞り気味にしてください。
CNTRL2:Reverb Levelになり中央付近
      にしてください。

ギターはセンター・ピックアップでトーンは
少し絞ります。
アンプのリバーブはカットでいいでしょう。
これで“000-42”のシミュレートが
出来上がりです!
でもちょっと無理があるかなぁ〜

MODEL :6です。
CNTRL1:Body Amountは少し上げ気味
      にしてください。
CNTRL2:Reverb Levelになり中央付近
      にしてください。

ギターのほうはネック・ピックアップです。
トーンは“0”にします。
アンプでリバーブはカットでいいでしょう。
これで“ガットギター”風のサウンドが
出来上がりです!
"Tears in Heaven"を弾きましょう!
MODEL 7. "Reptile" Eric Clapton-Reptile(2001)
MODEL :7です。
CNTRL1Overdrive Gainは
      少し絞り気味にしてください。
CNTRL2:Reverb Levelになり少し上げ気味
      にしてください。

ギターはネック・ピックアップでトーンは
少し絞ります。
アンプのリバーブはカットでいいでしょう。
これでgibson L-5とCornellのツィード・アンプ
風味が一丁上がり!

MODEL :7です。
CNTRL1:Overdrive Gainはほぼ
      フル・アップにしてください。
CNTRL2:Reverb Levelになり中央より
      少し絞ります。

ギターのほうはセンター・ピックアップです。
アンプでリバーブは軽めでいいでしょう。
これは“One more Car One more Rider”
グラフィック・ストラトのシミュレートと言う感じです。
やはり最後は"Layla"を弾きましょう!
1つのMODELで2つの音造りをしてみました。
左側がモデルの名前が付いているサウンドを再現、
右側がその音を元にDEREK風にアレンジし新にイメージした音をシミュレートしたものです。

以上が
Eric Clapton のシグネイチャー・エフェクター
“CROSSROADS”
をDEREKがいじった感想です。

私はあまりデジタル・シミュレートのエフェクターは好きではありませんが
これはどれもすぐに使える音ばかりです!
(“トリビアの泉”風でお願いします)
色々試しているうちにニヤニヤしてしまいました・・・
しかし、よ〜く考えるとライブで色々な音を出そうとするとこれが何台もいるぞ!
どうする?○イフル?
しょうがないので一曲ごとにつまみを回すか?全部同じ音で演奏するか?
もしくは、今まで使っていたDigitechのチューブプリアンプ&デジタルプロセッサー
と併用するしかないかな?と思ったり・・・

まあ、とにかく1人のファンとしては楽しく遊べるし
ライブでも結構使えそうな音ですし、
とてもいいエフェクターではないでしょうか。


最後に、DEREKのチェックに関しましては
あくまで個人的な意見であり、みなさんの機材や音を出す環境の違いがありますので

何度も言いますが、誤解を恐れず、独断と偏見でもって
試奏レポートをしましたので
この内容についてはまったく責任は持ちませんのであしからずご了承くださいね!
ここからはDEREKインターネット営業担当「スーツ君」のご案内です。

Eric Clapton のシグネイチャー・エフェクター“CROSSROADS”入荷いたしました。
ただ、品薄なので

お早めに・・・

また、メールやお電話等でのご注文も承っておりますので、
よろしくお願いいたします。

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